河口浅間神社だより第24-3 号 平成24年です
『河口における7月のお祭り』

河口では7 月に多くのお祭りが行われます。伝統ある祭りに皆さんで参加しましょう。

7月15日 上町の津島天王神社(おてんのうさん)
 津島天王神社には、天照大神の弟神である建速佐須之男命が祀られ、疫病除けの守護神として崇敬されています。総本社である津島神社は愛知県津島市に位置し、創建は欽明天皇元年(540) と古く、全国に約3千社が祀られています。
 河口での祭日には、神事のほかに旗かつぎもにぎやかに、子供御神輿が午後3 時から繰り出します。

7月20日 中町の出雲神社(いずもさん)
 出雲神社の祭神は、大国主命が祀られています。大国主命といえば稲羽の自ウサギの日本神話でよく知られます。総本社は島根県大社町の出雲大社で、国造りの神、縁結びの神として信仰されています。そのほか産業振興や文化的諸事業の推進の神として信仰され、河口ではお神輿を飾り、祭りを祝います。

7月25日 下町の川戸頭天神神社(おてんじんさん) 
  川戸頭天神神社には菅原道真公が祭られています。官原道真公と言えば太宰府天満宮ですが、学問の神、厄腺けの神として全国的に信仰されています。
 河口では「おてんじんさん」と親しまれ、祭りの日には午後3時より御神輿と旗かつぎで賑やかに祭事がとり行われます。
 このほかに河口に存在する天神社としては、元禄3 年(1690) に鎮座の御板天神社があります。鎌倉街道の御坂峠山頂に位置し、古くの昔から多くの崇敬を頂いております。

7月28日 太々神楽祭(おだいだい) 
  太々神楽祭では稚児の舞が奉納されます。貞観6 年(864)の富士山の大噴火により、富士山周辺一体は大きな被害を受けました。この噴火を鎮めた祭神、木花咲耶姫の御神霊をお慰めする祭倒で、稚児の舞が奉納され、華謝鎮祭とも言われます。稚児の舞は7歳から12歳までのお稚児さんにより、「御幣の舞」「扇の舞」「剣の舞」「八方の舞」「宮めぐりの舞」が奉納されます。
 衣装は白衣の上に緋の千早と差祓をまとい、錦織の陣羽織、緋の襷をかけ、頭には誠を捧げる熨斗紙を水引で付け、舞ようらくを頭に載き、清浄の姿に整えた上で神前に奉納されます。
 稚児の舞奉に演奏される太誌と渇鼓があります。太鼓には元裡10 年(1697) の記載があり、314年前から使われていることが分ります。
 27日の晩には練習の総仕上げが行われ、28日は大勢の皆様の神社の参拝と稚児の舞の拝観をお待ちしています。

河口地区街並みを考えるワーキンググループによる企画
 7月28日、おだいだい祭りに神社境内で宝探レ大冒険やポップコーンなどのお楽しみの企画が出店されます。小中学校の児童、生徒の皆さん、ご家族の方もお誘いあわせの上、ご参加ください。

7月31日 浅間神社の身曽岐祭
 身曽岐とは心身ともに洗い清めることで、大祓の行事です。河ロ浅間神社の身曽岐祭は他の地域の禊祭とは異なります。
 男性は白、女性は赤の形代(人型に切った紙)に家族めいめいの干支を記入し、氏子全戸から集め、神前にて形代に書かれた干支を一人一人祈斉します。夕方、御神輿の御旅所である西川橋から鎌倉街道(旧国道137号)の両脇に並ぶ氏子ひとりひとりを神宮が祓詞を唱えながらお祓いします。このとき不在の氏子は家族がその衣服を持ってお祓いを受けます。産屋ケ崎にて神事の後、氏子の幸せを祈願し、身曽岐は湖に流されます。身曽岐祭は御筒粥の神事とともに特殊神事として古い伝統に基づいて執り行われています。

賛助会による境内整備活動
 賛助会は河口地区の有志により結成され、主に年2回、神社境内の美化および環境整備の奉仕を行っています。今回は太々御神楽祭の前、7月22日(日)に予定され、雑草除去や植木の刈り込み、拝殿、本殿、社務所などの屋根に積もった木葉の片借けなど、通常のお宮の掃除ではできない仕事を奉仕しています。
                                                                河口浅間神社