河口浅間神社だより 第25-2号 平成25年
春の例大祭
 4月25日(木)は河口の神社(延喜式内名神大社浅間神社)の例大祭です。神社の祭事を代表する伝統の祭りを地区の皆さんで盛大に祝いしましょう。

祭例行事
4月23日 地区全戸の奉仕により、神社境内を清める清掃
4月24日 宵祭り 神社内外の飾りつけ、町内に注連縄の飾りつけ、本祭りの準備、おこもり
4月25日 本祭り 午前10時30分頃から無形文化財 稚児の舞 奉納
         午前11時30 分から式典
         午後1時ころから無形文化財 稚児の舞 奉納 午後3時まで
         午後3時御神輿発御(巡幸)
           →産屋ケ崎御旅所→町内巡幸→西川橋御旅所→還御午後7時30分
4月26日 裏祭り 神社内外の飾りつけの片付、町内注連縄飾りつけの片付、直会

祭りの由来
 例大祭は稚児の舞の奉納と、御神輿の御神幸が挙行されます。稚児の舞は祭神へ奉謝の誠を捧げる舞で、御幣の舞などが奉納されます。御神輿の御神幸は、祭神、木花開耶姫命の御子、彦火火出見尊と皇后豊玉姫命二柱の神の間に誕生された孫、ウガヤ草葺不合尊をお見舞いする祭儀です。河口の町内を巡幸する御神輿には、御神霊と産着が納められ、産屋ケ崎神社で式典が執り行われます。このお祭りは祭神が孫の誕生を見舞うことから、「孫見祭」と言われます。
 4月25日午後3 時、神社から産屋ケ崎の御旅所を目指し、御神輿が巡幸されます。この御列は大胴を先頭に神馬、天狗、鉾、神宮、天狗、御神輿、社名旗、高張、長持、費銭、稚児、一般のお供と続きます。「メンショウ、メンショウ」の掛け声も賑やかに、天狗は竹を地面に打ちつけ、時折爆竹を鳴らし、御神輿の行く先を清めます。産屋ケ時神社で神事を終えた御神輿は西川橋御旅所を目指し、河口地区の結界をまさに縦断します。

今年の宮世話のお願い
 神社の祭礼など諸行事の執行にあたり、地区(氏子)の慣倒により、宮世話当番があります。今年1年は第1自治会の第3組と第4組に御苦労いただきます。お勤めなどあり、大変だとは寄じますが、河口の伝統である神社の行事にご協力くださいますよう、よろしくお願い申しよげます。

春の例大祭と「めまき」
 河口浅間神社の春の例大祭は、祭神、木花開耶姫命が孫のウガヤフキアエズの誕生を見舞う祭儀で、別名「孫見祭」とも言われていますが、これとは別に「めまき祭」とも言われています。
 河口地区は鎌倉往還の主要な宿駅であり、神社を核として発展した御師の里を形成していました。富士山信仰の道者は富士山登拝を前に御師宅に身を寄せ、身を清め、大願成就の祈祷を受けていました。「めまき」はこの時代の御師文化から発生し、現在に伝わる料理であると考えられています。めまきの芯には河口湖で探れるワカサギなどの小魚をいれ、これを巻くアラメコンブは海藻ですが、往還を流通する物資として海から離れた河口の地でも入手できたのでしょう。三角形に形を整え、巻終わりを竹で留めた形は、姫が十二単衣に懐剣を持つ姿とか、富士山の形を模したなどの説があります。
 富士山と富士山信仰、河口浅間神社と御師文化から発生した「めまき」は、春の例大祭を前に各家庭で準備され、祭の祝いの郷土料理として食されています。

境内の一本の松
 神社の参道を進み、拝殿の手前の右側の狛犬さんの奥に一本の松が植えられています。この松は大正2年(1913) 11月11日に北白川宮成久殿下が沼口に宿泊された際、河口浅間神社に参拝され、お手植えになれたものです。100 年の歳月を経た松は樹高も伸び、境内で大切に保護されています。

河ロ浅間の会(町並を考える会)の企画
 歴史ある河口の街並みを後世に残し、まちの活性化につなげようと、住民有志による「河口地区の街並みを考える会J が結成され、「河口浅間の会」と改名されました。今年も、河口浅間神社の祭りを代表する春の例大祭を、多くの方に楽しんで頂こうと、おたのしみの景品が当たる出店と「まごみ祭り大冒険」などが企画されました。本祭りの4月25日に開催されますので、お誘いあわせの上ご参加ください。

賛助会会員を募集します
 河口浅間神社賛助会は神社の歴史や伝統を学び、参拝者へのガイド、神社の維持管理への協力を目的に、平成13年に結成され、神社の運営に大きな役割を果たしています。このたび、地区の大勢の方に参加して頂きたく、賛助会会員を募集いたします。ご賛同の方は下記の連絡先までご連絡ください。なお、事業の概要は以下の通りです。
① 7月の太々御神楽祭に向けて、植木の剪定、本殿、社務所の屋根の落ち葉清掃、境内の清掃・草刈り。勉強会。
② 12月、年末年始を迎えるにあたり、冠木門、七本杉の注連縄飾り、境内清掃、古代米によるお供えづくり。
③ 年聞を通じて土、日曜日と祭日には、ボランティアガイドとして参拝者の案内役を務める。
連絡先 河口浅間神社賛助会
会長古屋勝男(Ta. 76-7433) 副会長三浦和政(Ta 76-7044)
河口浅間神社